CHOCOPEN -まばたきの朝-

ガーナで起きているゴミ問題の一つ、カカオの殻。
ガーナでは毎年80万トンのカカオ豆が生産・出荷されていますが、なんとその内の75%が殻。これらは使い道がなく、放置されています。

カカオの殻を放置してしまうと、分解に伴うメタンの排出や、地域社会や生態系、人々の健康に悪影響を与えてしまいます。

「この殻で、何かできたらーー」

そんな思いに賛同してくださった三菱鉛筆株式会社の支援とともに、2年以上の歳月をかけ、ガーナの道端で捨てられているカカオの殻から鉛筆を作ることに成功しました。

この鉛筆は2本入りですが、中に入っているのは1本のみ。
空いているもう1本は、「FOR MY BUDDY」。文房具が行き届いていないアフリカ・ガーナの子どもたちへ寄付されます。

また、この鉛筆はガーナで生産しているので、ガーナの雇用創出にも繋がります。

ゴミを減らす。
仕事をつくる。
教育の機会を届ける。

この鉛筆は、たくさんの未来をつくる鉛筆です。